将来に向けて

ここでは世界や日本での取り組み、自分たちにできることなどを紹介していきます

世界の取り組み

2030年に向けて飢餓をゼロにという目標を達成させるために、世界中で様々な活動が行われています。その中心となっているのが、国際食糧計画(WFP)です。WFPは、1963年に設立された飢餓撲滅を目指す最大の人道機関です。
20億人以上の世界の最も貧しい人々への食糧の提供や、緊急事態には食糧援助を利用して世界80カ国以上の国々において支援してきました。
WFPを始め、NPO・NGO、各機関が飢餓撲滅に向けて取り組んでいます。

1.国連食糧計画の取り組み

国連WFPでは、食料の支援ではなく、支援を受け取る側が主体的に行動できるようにという点にも配慮して活動しています。

緊急食糧支援

緊急食糧支援自然災害や紛争などの緊急事態で命を脅かすような深刻な食料に直面した人々に、食料を届けています。

学校給食プログラム

子どもたちを栄養不足から守るために、栄養価の高い学校給食を提供することによって、学校に通うきっかけを作り、教育の機会を広げています。

母子栄養支援

乳幼児や妊婦・授乳中の女性に栄養強化のための食糧を届け、母子の健康を守ります。また、子どもたちの命を守り健全な発育を助けています。

2.NPOやNGOの取り組み

飢餓に陥っている人々が「食への権利」を得られることを目指しています。「食への権利」をさまたげている原因を見極め、政府や企業、地域社会、国際機関、家族に対して働きかけ、根本的な解決を目指しています。飢餓状態にある人々に対し、「食への権利」があることを自覚してもらい、自ら行動できるように支援しています。他にも様々な活動内容があります。

地域をつくる

住民と共に、栄養・教育・保険衛生・収入創出・ジェンダー平等・環境について改善できるように取り組んでいます。

仕組みを変える

政府機関や国際機関に対し、飢餓の解決に必要な国際ルールや政策や法律の整備を提言しています。

気づきをつくる

「食への権利」は誰もがもつ権利であることを理解して、実現のための行動を呼びかけています。

若い力を育てる

飢餓のない世界を作るために、若者が活躍できるように支援しています。

世界のユニークな食品ロス対策

フランスでは2016年に国内のスーパーで食品を廃棄することを禁止し、売れ残りの食品は寄付、もしくは餌などに転用することを義務づける法律が施行されました。違反した場合は1000万円の罰金もしくは懲役2年が課せられることからも本気が見えます。

オーストラリアのスーパー「OzHarvest Market」は賞味期限や形が不恰好という理由で廃棄予定の食料ばかりを集めており、それらの食品には値段がついておらず買い手が値段を決めることができるのが大きな特徴です。慈善事業団体により運営されており、働いている人は全てボランティアです。

イギリスでリリースされたアプリ「OLIO」譲りたい食料をユーザー同士で「おすそわけ」できるアプリです。個人だけでなく地元の企業や食品店なども利用しており買いすぎた食料や、売れ残りを無駄にせず、買う必要としている人が受け取れる仕組みを作っています。

2020年1月20日、カタール航空のケータリング会社(QACC)は機内食のアマリアy未提供の食品を地元のコミュニティに寄付することを発表し話題になりました。今まで捨てられていた未開封のヨーグルト、チョコレート、果物、ソフトドリンクなど、毎日最大300kgが、廃棄されなくなるそうです。

日本の取り組み

日本で飢餓問題の取り組みを行なっている団体は、政府や企業、NPO・NGOなど多くあります。

政府は、農林水産省の食料産業局で、栄養改善の国際展開、日露協力プラン(病院食)、農林漁業の6次産業化、食品ロス削減・食品リサイクル、食料品アクセス問題ポータルサイト、スマイルケア食などの取り組みを行なっています。

①「フードバンク」活動への積極的な提供

②小売業とメーカー側の販売期限、賞味期限の取り組み

④大手コンビニが実質的な売れ残り食品の値引き容認

③スマホアプリであまりものや廃棄予定食品をシェアリング

自分たちにできる食料自給率向上方法

①「いまが旬」の食べ物を選びましょう

「旬」の農産物は、もっとも適した時期に無理なく作られるので、余分な手間や燃料などを必要としません。味もよく、栄養もたっぷりで、体にも環境にもやさしい食事が実現できます。

②地元でとれる食材を日々の食事に活かしましょう

私たちが住んでいる土地には、その風土や環境に適した農作物が育ちます。身近でとれた農作物は新鮮です。一人ひとりが地元でとれる食材を選ぶことが地域の農業を応援することになります。

③ごはんを中心に、野菜ををたっぷり使ったバランスのよい食事を心がけ、しっかり朝ごはんを食べましょう

油のとりすぎはさまざまな生活習慣病を引き起こす原因になります。ごはんを中心に、野菜をたっぷり使ったバランスの良い食事を心がけましょう。

④食べ残しを減らしましょう

開発途上国で飢餓が問題となっている一方で、日本では食料を大量に輸入して大量に捨てています。この状況を踏まえ、家庭においても、食べ残しを減らしましょう。

⑤自給率向上を図るさまざまな取り組みを知り、試し、応援しましょう

米粉を使ったパン・麺などの新しいメニュー、国産飼料を使った牛や豚、鶏などの飼育、地産地消地域ブランド、直接契約による生産などのさまざまな試みを知り、試しに味わってみるなど応援しましょう。

自分たちにできる食品ロス対策


①食べられるものを食べられる分だけ買う

②食べ残しはしない

③正しい賞味期限や保管方法を知る

④訳あり商品を購入する

自分にできるそのほかの方法


  • 世界の現状を知る 

世界の現状を知ることで、なぜ飢餓や栄養不良が起こるのか、どのようにしたら改善できるのか、私たちが出来る支援に繋がります。

  • 支援を行う団体に寄付をする

支援を行う団体や組織に寄付をするのは、飢餓に苦しむ人々を間接的に支援することに繋がります。

  • ボランティアに参加する

支援活動の認知の普及や募金を集めるなど、イベントの準備や、開催のボランティアに参加するのも間接的な支援に繋がります。

  • 情報を発信・拡散する

情報を発信、拡散する事も私たちに出来る支援です。自分が行動を起こす事で、周りの人を巻き込み支援の輪を広げていく事にも繋がります。

私たちは『飢餓をゼロに』について学習してきました。しかし、SDGsには目標が他にも16個あります。その目標ひとつひとつに対し「自分には関係ない」などと思わず、SDGsについて少しでも関心を持ち、今までの行動を少しでも変えようと思ってくださったのなら嬉しいです。

拙く、長い文章でしたがここまで読んでくださり、ありがとうございました。 

安城西中学校 3年4組 ホームページ班一同

ご覧いただきありがとうございました!!